伝車経[1](でんしゃきょう、: Rathavinīta-sutta, ラタヴィニータ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第24経。『七車経』(しちしゃきょう)[2]、『中継車経』(ちゅうけいしゃきょう)[3]とも。

類似の伝統漢訳経典としては、『中阿含経』(大正蔵26)の第9経「七車経」等がある。

比丘プンナ・マンターニプッタが、サーリプッタ(舎利弗)と意見を交わす中で、七つの車の伝達の喩えで仏道を説く。

構成 編集

内容 編集

日本語訳 編集

  • 『南伝大蔵経・経蔵・中部経典1』(第9巻) 大蔵出版
  • 『パーリ仏典 中部(マッジマニカーヤ)根本五十経篇I』 片山一良訳 大蔵出版
  • 『原始仏典 中部経典1』(第4巻) 中村元監修 春秋社

脚注・出典 編集

  1. ^ 『南伝大蔵経』
  2. ^ 『原始仏典』中村
  3. ^ 『パーリ仏典』片山

関連項目 編集

外部リンク 編集