佐用姫 (小惑星)

小惑星帯に位置する小惑星

佐用姫(さよひめ、32990 Sayo-hime)は小惑星帯の小惑星である。佐藤直人が1997年に秩父市で発見した。 唐津市が広報紙やホームページで命名を呼びかけ、主に市内の子どもたちの応募の中から選んだ。

佐用姫
32990 Sayo-hime
仮符号・別名 1996 YD3
分類 小惑星
軌道の種類 小惑星帯
発見
発見日 1996年12月30日
発見者 佐藤直人
軌道要素と性質
元期:2012年3月14日 (JD 2,456,000.5)
軌道長半径 (a) 3.032 AU
近日点距離 (q) 2.796 AU
遠日点距離 (Q) 3.269 AU
離心率 (e) 0.078
公転周期 (P) 5.28
軌道傾斜角 (i) 9.44
近日点引数 (ω) 280.22 度
昇交点黄経 (Ω) 350.93 度
平均近点角 (M) 154.49 度
物理的性質
絶対等級 (H) 13.5
Template (ノート 解説) ■Project

佐用姫は伝説上の人物で、佐賀県唐津市に日本三大悲恋物語として伝わる「佐用姫伝説」の主人公である。 佐用姫の夫とされる大伴狭手彦の記述は、「日本書紀」「肥前風土記」や「万葉集」に見ること ができる。一方、佐用姫の記述は、「肥前風土記」では弟日姫子とされ、「万葉集」では佐用姫と されている。また、万葉集には、この伝説に因んだ和歌が収録されている。

関連項目 編集

外部リンク 編集