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八ツ墓村』(やつはかむら)は1951年に制作された日本映画。「三本指の男」「獄門島」に続く片岡千恵蔵金田一耕助シリーズの第3作で、横溝正史の『八つ墓村』の最初の映画化作品。東映製作。監督の松田定次と脚本の比佐芳武も前二作と同じである。東映は片岡千恵蔵の「金田一耕助シリーズ」を売り物のひとつとしており、この作品を含めて全部で六作品が制作された。「時代劇スターの片岡主演の現代劇であること」「毎回、横溝正史の原作の犯人を変更していること」「毎回、金田一が二役を演じること」をアピールポイントとしていた。

八ツ墓村
監督 松田定次
脚本 比佐芳武
高岩肇
原作 横溝正史
出演者 片岡千恵蔵
相馬千恵子
植村進
音楽 深井史郎
撮影 川崎新太郎
公開 日本の旗 1951年11月2日
上映時間 131分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
前作 獄門島 解明篇
次作 悪魔が来りて笛を吹く
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目次

解説編集

この作品ではかなり大胆に原作を脚色している。

岡山県の山村・八ツ墓村に、田治見家の後継者の田治見辰弥が帰って来た。実は辰弥の正体は、金田一耕助だった。本物の辰弥より八ツ墓村に不穏な動きがあると相談を受け、辰弥になりすまして八ツ墓村の調査に来たのである。辰弥の予想通り、連続殺人事件が起こり、金田一は磯川警部や助手の白木葉子の協力も得て犯人を突き止める。映画の最後になって本物の田治見辰弥が姿を現し、陰ながら金田一の捜査に協力していたことを明かすどんでん返しがある。

ただし、犯人は原作に登場しない人物・神主の笹塚英介とされている(動機は「田治見家の財産と春代を手に入れようとした」と説明される)。

原作を読んでから観ると違和感がある。

なお、この作品はプリントが現存していないと言われている。

キャスト編集

スタッフ編集

関連項目編集

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