内行花文鏡

柳本大塚古墳出土鏡・雲雷文内行花文鏡(東京国立博物館

内行花文鏡(ないこうかもんきょう)とは、後漢代中国や、弥生時代から古墳時代にかけての銅鏡で、大陸から日本列島にもたらされた船載鏡と、日本列島では模造して作られた仿製鏡(倭鏡)が作られた。

概要編集

内行花文鏡は鏡背中央の鈕座の周りに、基本8つの連弧を内向きに一巡させた文様を有する鏡。ただし稀に連弧が11個、6個、5個の鏡も存在する。正式には「連弧文鏡」と呼ばれ、日本では文様を花弁に見立て「内行花文鏡」と呼ばれる。 また連弧の外に雲雷文を並べた雲雷文内行花文鏡や、鈕座と連弧の間に長宜子孫などの銘文を入れたもの、銘文を連弧外周に並べた内行花文銘帯鏡、鈕座に連珠文を配置するものなどが存在する。

鈕座はこうもり型、四葉型、円型などがあるが、後述の大型内行花文鏡は八葉型である。

大きさは大小様々であるが、2006年に国宝に指定された福岡県平原方形周溝墓出土品一括の中に直径46.5cmの大型内行花文鏡が含まれており、現在までに日本国内で出土した銅鏡の中で日本最大の大きさである。

2017年には福岡市博多区井相田の仲島遺跡にて、極めて完形に近く錆も少ない綺麗な状態の内行花文鏡が出土した。

関連項目編集

外部リンク編集