冬眠」(とうみん)は、草野心平作品[1]1951年発表の[要出典]詩集『天』に初めて掲載された[2]

解説 編集

本文は黒丸の記号が一つ書かれているだけである[1][2]

草野はカエルを題材とした詩を多く作り、本作もその連作の一つとされる[1]。その意味・解釈については「冬眠中のカエル」「冬眠のための穴」「冬眠の暇つぶしに白丸を塗りつぶした」などの諸説が生まれた[2]。「冬眠中のカエル」とする立場からは、自身の境遇(寒く貧しい)と重ねたという解釈もなされている[3]

脚注 編集

  1. ^ a b c これは、詩なんです。 草野心平さんの詩でタイトル - 宇治市立西大久保小学校
  2. ^ a b c 上田遊知 (2023年7月6日). “記者日記 「●」”. 佐賀新聞. https://www.saga-s.co.jp/articles/-/1066795 2024年1月24日閲覧。 
  3. ^ “【草野心平生誕120年】今こそ学びたい詩魂(6月21日)”. 福島民報. (2023年6月21日). https://www.minpo.jp/news/moredetail/20230621108138 2024年1月25日閲覧。