労働力

マルクス経済学の概念

労働力(ろうどうりょく)とは、サービスという生産物を作るために投入される人間の能力。肉体的なもののみならず、知的なものも含む。

日本語においては、以下二つの異なる外来語が労働力と訳されるため、区別が必要である。

また労働参加率(labor force participation rate, LFPR もしくは economic activity rate, EAR)とは、人口におけるLabor forceの割合を指す。

マルクス経済学における労働力編集

マルクス経済学においては、労働力(Labor power)は人間の労働能力の要素の総和、生産力の主体を指す。労働力によって生み出される行為を労働と呼び、マルクス経済学において両者は厳密に区別される。

資本主義社会では、労働力は商品となり、資本家によって市場で売買されるものとなる。労働者は資本家に労働力を売って賃金を受け取る。労働時間(労働力が生み出す価値)が労働力の価値より大きい場合、剰余価値が発生し、資本家は搾取した剰余価値を資本として蓄積する。

労働力も他の商品と同様に価値と使用価値がある。労働力の使用価値は新たな価値の創造であり、価値は労働力の維持・再生産に必要な生活手段の価値である。ただし、労働力は人間と切り離せないところに他の商品との違いがある。

関連項目編集

外部リンク編集