北の映像ミュージアム(きたのえいぞうミュージアム)は、北海道札幌市中央区[1]にあった特定非営利活動法人及び同法人が運営していたミュージアム。

法人 編集

北海道新聞記者出身の映画評論家・竹岡和田男を中心に北海道を舞台とする劇映画ドキュメンタリーテレビドラマなどの映像作品を保存・展示する映像ミュージアムの設立が呼びかけられ、2001年8月に「竹岡和田男コレクション設立期成会」が発足した[2]。そして2001年秋に任意団体「北の映像ミュージアム推進協議会」が設立され、2003年6月に「NPO法人北の映像ミュージアム推進協議会」となった[2]

2015年3月15日に「NPO法人北の映像ミュージアム」に名称を変更した[3]

2023年3月30日、臨時総会で解散[4]

施設 編集

2011年9月、旧さっぽろ芸術文化の館1階に「北の映像ミュージアム」を開館した[2]

しかし、さっぽろ芸術文化の館が解体されることになり、2018年5月31日に同館1階のホテルさっぽろ芸文館内にあったミュージアムは閉館[5]。来館者数は延べ6万5805人だった[5]

2018年11月1日に札幌市中央区の大友ビル8階にオフィスを移転した[5]

休館後、2023年3月30日の法人解散によりそのまま閉館となった[4]

脚注 編集

  1. ^ 毎日新聞
  2. ^ a b c 北の映像ミュージアムとは”. 北の映像ミュージアム. 2023年4月6日閲覧。
  3. ^ 概要”. 北の映像ミュージアム. 2023年4月6日閲覧。
  4. ^ a b 札幌「北の映像ミュージアム」閉館 運営のNPO法人も解散”. 北海道新聞. 2023年4月6日閲覧。
  5. ^ a b c 2018年事業報告書”. 北の映像ミュージアム. 2023年4月6日閲覧。