北バイカル高原
北バイカル高原(ロシア語: Се́веро-Байка́льское наго́рье)はイルクーツク州とブリヤート共和国に跨る沿バイカル地域にある、中高度の山塊と平頂の山脈(ベルフネアンガルスキー山脈とスィンヌィル山脈)からなる高原である。
最大標高2,578メートル。変成岩、花崗岩、永久凍土が存在する。山肌はカラマツのタイガに山岳ツンドラが続く。
北バイカル高原の全ての河川はバイカル湖とレナ川の水系である。長大なものから順に、チャヤ川(353キロメートル)、チェチュイ川(231キロメートル)、ミニャ川(176キロメートル)、モゴリ川(162キロメートル)、オクナイカ川(155キロメートル)、ティヤ川(125キロメートル)、ドムグダ川(115キロメートル)、チェレパヒナ川(97キロメートル)。それ以外の川はこれらの支流または合流先であり、40-75キロメートルほどの短いものである。