北東軍集団 (ロシア連邦軍)

北東軍集団ロシア語:Группировка войск и сил на северо-востоке)は、陸の孤島たるカムチャツカ半島地域の防衛を担当するロシア海軍の統合部隊。

北東軍集団は、太平洋艦隊の作戦統制下にあり、司令官には海軍中将が就任している。1998年にカムチャッカ小艦隊から改編された。成立からしばらくは陸軍や空軍の部隊も含めて統一指揮を行っていた[1]が、現在では改編や転属を経て海軍の部隊のみとなっている。

編成 編集

艦艇部隊 編集

海軍歩兵・沿岸防衛部隊 編集

  • 第40独立海軍歩兵旅団:陸軍第22自動車化狙撃兵師団、第40独立自動車化狙撃兵旅団、第40独立海軍歩兵旅団(2007年9月1日に改編されこの時点で海軍に転属)、第3独立海軍歩兵連隊、現在の名称(再度)へと改編を繰り返してきた。
  • 第1532高射ミサイル連隊:S-200D装備(S-400に換装?)
  • 第520独立沿岸ミサイル・砲兵旅団:アングリチャンカ

海軍航空隊 編集

  • 第865独立戦闘機航空連隊:エリゾヴォ、MiG-31
  • 第317独立混成航空連隊:エリゾヴォ、Il-38などを装備
  • 第216独立電子戦連隊:アングリチャンカ

関連項目 編集

出典 編集

  1. ^ 東洋書店ユーラシア・ブックレット「ロシア軍は生まれ変われるか」小泉悠