十一 元三(といち もとみ、1957年 - )は、日本医学者精神科医京都大学名誉教授。専門は、児童・青年精神医学医学博士京都大学論文博士・1999年)[1]三重県出身。

略歴

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人物

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  • 日本では数少ない児童・青年精神医学の専門家として知られる。
  • 広汎性発達障害精神生理学認知心理学脳科学に詳しい。
  • 司法精神医学領域にも造詣が深く、寝屋川教師殺傷事件の鑑定人を勤めた。
  • 奈良県田原本町の医師放火殺人で長男の供述調書などを引用した単行本が出版された秘密漏示事件で、鑑定医の知人であるという理由から関与を疑われて奈良地検による捜索を受けたが、本件には一切の関係がないことが判明した。
  • 読売テレビは、2007年9月28日の「昼ニュース」と夕方の 「ニューススクランブル」で実名と顔の映像を放映し「鑑定医に渡った供述調書から教授の指紋も検出された」と報じたが、実際は指紋は検出されておらず、事件への一切の関与が認められなかった。読売テレビは「誤った報道で名誉を深く傷つけた」として謝罪。 本田邦章・取締役報道局長を減俸、報道局次長兼報道部長を減給、報道局チーフプロデューサーを 譴責(けんせき)、デスクと記者を厳重注意処分にした。

脚注

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  1. ^ STAFF 十一元三 OPNDR 2022年3月閲覧
  2. ^ a b 十一元三プロフィール HMV&BOOKS 2022年3月閲覧
  3. ^ 768号(2023年5月号)