司䆃寺
司䆃寺(サドシ)は、李氏朝鮮において内膳(宮殿内の食べ物)の米穀(米を含む他の穀物)の管理を担当した官衙。
司䆃寺 | |
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各種表記 | |
ハングル: | 사도시 |
漢字: | 司䆃寺 |
発音: | サドシ |
日本語読み: | しどうじ |
歴史 編集
構成 編集
品階 | 官職名 | 定員 |
---|---|---|
従5品 | 使 | 1名 |
従6品 | 副使 | 2名 |
従7品 | 直長 | 2名 |
従8品 | 主簿 | 2名 |
品階 | 官職名 | 定員 |
---|---|---|
従3品 | 使 | 1名 |
従3品 | 副使 | 2名 |
従7品 | 直長 | 2名 |
従8品 | 丞 | 2名 |
品階 | 官職名 | 定員 |
---|---|---|
従5品 | 正 | 1名 |
従6品 | 副正 | 1名 |
従4品 | 僉正 | 1名 |
従6品 | 主簿 | 1名 |
従7品 | 直長 | 1名 |
司䆃寺と司膳寺 編集
朝鮮王朝実録には、司膳寺が司䆃寺と改称された記録はない。 ところが司膳寺と司䆃寺の漢字は各単語の中間にある'道'と'膳'の違いであり、同じ使われ方をしているため、当時司膳寺と司䆃寺は一緒に混用して使われたとのことが分かる。 そして成宗以後司䆃寺に統一されたと見られる。