吉村博次
吉村 博次(よしむら ひろつぐ、1919年10月28日[1] - 1999年4月14日)は、日本のドイツ文学者。同志社大学名誉教授。
略歴
編集山梨県出身[1]。1944年東京帝国大学文学部卒。戦後同志社大学経済学部教授、1985年定年、名誉教授。専攻は、ドイツ文学・哲学。1999年、肺炎のため死去[1]。
著書
編集翻訳
編集- リルケとの愛の思い出 ハッティンベルク 富士川英郎共訳 新潮社 1953
- ヒルティ選集 第4 幸福論 第2 東京創元社 1959
- リルケ ルー・サロメ 富士川英郎共訳 弥生書房(弥生選書) 1959
- 大空の種族 花と動物と神の童話 ワルデマール・ボンゼルス 創文社(アルプ選書) 1960
- リルケ全集 第10 ベンヴェヌークへの手紙 弥生書房 1961
- リルケ全集 第8 ヴォルプスヴェーデ 弥生書房 1962
- リルケ全集 第12 日記 1899-1900年 弥生書房 1963
- シュトルム詩集 弥生書房 1966 (世界の詩)
- トラークル詩集 弥生書房 1968 (世界の詩)
- フロイト著作集 第5 性欲論 懸田克躬共訳 人文書院 1969
- ドイツ表現主義 1 イヴァン・ゴル 河出書房新社 1971
- ドイツ表現主義 2 トゥブッチュ アルベルト・エーレンシュタイン 河出書房新社 1971
- ドイツ表現主義 3 メトゥーザレムーあるいは永遠のブルジョア イヴァン・ゴル 河出書房新社 1971
- 裏面 ある幻想的な物語 アルフレート・クビーン 土肥美夫共訳 河出書房新社 1971
- 心理学的類型 ユング 「世界の名著 続 14」中央公論社 1974
- ショーペンハウァーとニーチェ ジンメル著作集 5 白水社 1975
- ヘルマンとドロテーア ゲーテ全集 2 潮出版社 1980.9
- 善悪の彼岸 ニーチェ全集 第2期・第2巻 白水社 1983.1
脚注
編集参考文献
編集- 訳書の紹介文、新聞の死亡記事