周汝昌
周 汝昌(しゅう じょしょう、1918年4月14日 - 2012年5月31日)は、中国の学者、詩人、紅楼夢研究家(紅学家)[1]。本字は禹言,敏庵であり、のち玉言に改めた。研究分野は、中国古典文学と紅楼夢。中国紅学研究の泰斗である[2][3]。
周 汝昌 | |
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1939年 | |
生誕 |
1918年4月14日 中華民国 天津咸水沽(現・津南区) |
死没 |
2012年5月31日(94歳没) 中華人民共和国 北京市 |
国籍 | 中華人民共和国 |
民族 | 漢族 |
出身校 | 燕京大学 |
職業 | 学者、詩人、紅学家 |
周 汝昌 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 周 汝昌 |
簡体字: | 周 汝昌 |
拼音: | Zhōu Rǚchāng |
英語名: | Zhou Ruchang |
来歴・人物
編集- 1918年4月14日、天津咸水沽で生まれた。
- 1939年、燕京大学西洋言語学部入学。
- 2012年5月31日、95歳で死去。[6]
著作
編集紅楼夢研究
編集- 『紅楼夢新證』(1953年上海棠棣出版社、1976年人民文学出版社)
- 『曹雪芹』(1964年作家出版社、1980年天津百花出版社);
- 『恭王府考』(1980年上海古籍出版社)
- 『献芹集』(1985年山西人民出版社)
- 『石頭記鑑真』(1985年書目文獻出版社)
- 『紅楼夢と中華文化』(1989年工人出版社、台湾東大図書公司)
- 『紅楼夢の歴程』(1989年黒竜江省人民出版社)
- 『恭王府と紅楼夢』(1992年北京燕山出版社)
- 『曹雪芹新伝』(1992年外文出版社)
- 『紅楼夢芸術』(1995年人民文学出版社、2006年作家出版社)
- 『紅楼夢の真故事』(1995年華芸出版社、2005年山東画報出版社)
- 『紅楼真本』(1998年北京図書館出版社)
- 『周汝昌紅学精品集』(1998年華芸出版社)
- 『風流文采第一人』(1999年東方出版社)
- 『紅楼小講』(2002年北京出版社)
- 『紅楼奪目紅』(2003年作家出版社)
- 『周汝昌點評紅楼』(2004年團結出版社)
- 『曹雪芹画伝』(2004年作家出版社)
- 『紅楼十二層』(2004年書海出版社)
- 『和賈寶玉對話』(2005年作家出版社)
- 『周汝昌夢解紅楼』(2005年漓江出版社)
- 『定是紅楼夢里人:張愛玲と紅楼夢』(2005年団結出版社)
- 『紅楼夢』(北京:人民出版社、2006年12月、ISBN 978-7-01-006018-7)
- 『紅楼別様紅』(2008年作家出版社)
- 『周汝昌校訂批點本石頭記』(漓江出版社、ISBN 978-7-5407-4566-0)
- 『寿芹心稿』(中国大百科全書出版社、ISBN 978-7-5000-8794-6)
専門書
編集- 『范成大詩選』(1959年·1997年人民文学出版社)
- 『白居易詩選』(1962年作家出版社、1997年人民文学出版社出版)
- 『楊万里選集』(1962年中華書局、1979年上海古籍出版社、1999年河北教育出版社)
- 『書法芸術問答』(1980年香港中華書局、1982年文化芸術出版社)
- 『詩詞賞会』(1987年広東人民出版社)
- 『神州自有連城璧:論中華美学』(2005年山東画报出版社)
その他
編集- 『石頭記人物画』(題詩40首)(1979年人民美術出版社)
- 『歳華晴影』(1997年上海東方出版社中心)
- 『臙脂米伝奇』(1998年華文出版社)
- 『硯霓小集』(1998年山西教育出版社)
- 『脂雪軒筆語』(上海人民出版社)
- 『周汝昌自伝: 紅楼无限情』(2005年北京十月文芸出版社)
- 『我与胡適先生』(2005年漓江出版社)
脚注
編集- ^ “中国古典「紅楼夢」の研究者・周汝昌さん死去”. 人民網日本語版. 2012年5月31日閲覧。
- ^ “《周汝昌简介》” (中文). 中国網
- ^ “《红学泰斗——周汝昌》” (中文). 人民網. 2018年3月18日閲覧。
- ^ “为芹辛苦见平生” (中国語). 淮海夕刊. 2012年6月3日閲覧。
- ^ “《周汝昌咸宁“镀金”》” (中文). 人民網. 2011年7月25日閲覧。
- ^ “著名红学家周汝昌逝世 享年95岁” (中国語). 鳳凰網 2012年5月31日閲覧。