員林郡(いんりんぐん)は、日本統治時代台湾に存在した行政区画の一つであり、台中州に属した。

員林郡の地図

概要

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員林街、渓湖街、田中街、大村庄、埔塩庄、坡心庄、永靖庄、社頭庄、二水庄の3街6庄を管轄し、郡役所は員林街に置かれた。1945年3月に重慶国民政府が策定した台湾接管計画綱要地方政制により郡域を員林県とする案があったが、政制の廃止により計画は消滅した。郡域は現在の彰化県員林市渓湖鎮田中鎮大村郷埔塩郷埔心郷永靖郷社頭郷二水郷に当たる。

歴代首長

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郡守

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脚注

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  1. ^ 『台湾総督府職員録 大正12年』、318頁。
  2. ^ 『台湾総督府及所属官署職員録 昭和3年』、361頁。
  3. ^ 『台湾総督府及所属官署職員録 昭和6年』、416頁。
  4. ^ 『台湾総督府及所属官署職員録 昭和10年』、464頁。
  5. ^ 『台湾総督府及所属官署職員録 昭和12年』、524頁。
  6. ^ 『台湾総督府及所属官署職員録 昭和14年』、599頁。
  7. ^ 『台湾総督府及所属官署職員録 昭和15年』、484頁。
  8. ^ 『台湾総督府及所属官署職員録 昭和16年』、524頁。
  9. ^ 興南新聞社 1943, 392頁.

参考文献

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