多田野宏一
日本の実業家
多田野 宏一（ただの こういち、1954年 - ）は、日本の実業家。株式会社タダノ代表取締役社長。元日本建設機械工業会副会長。特許庁長官奨励賞実施功績賞受賞。
人物・経歴 編集
香川県高松市生まれ[1]。香川県立高松商業高等学校を経て[2]、1977年一橋大学経済学部卒業。大学では体育会陸上ホッケー部に所属。大学卒業後、丸紅株式会社に入社し、ナイジェリアやマレーシアに駐在[1]。
1988年株式会社タダノ入社。ドイツでのM&Aを手がけたのち、社長室長を務めた。1996年ドイツ・FAUN GmbH社社長に就任。2003年から株式会社タダノ代表取締役社長を務め[1]、新工場の建設などを進め[3]、人手不足が続く中、2018年には京都大学と包括連携共同研究契約を締結し、人工知能など最新の情報通信技術を利用した自動化クレーンの開発を進める[4]。
元一般社団法人日本建設機械工業会副会長、同理事[5][6]。特許庁長官奨励賞実施功績賞[7]、発明協会会長奨励賞実施功績賞受賞[8]。
著作 編集
- 「「トランプ特需」に即対応 海外でM&Aも仕掛ける」週刊東洋経済 = Weekly toyo keizai (6711) 2017
脚注 編集
- ^ a b c 「不安定な時代を生き抜くには、 キツい経験がものをいう」HQ44号
- ^ 「多田野宏一さん（S48年度卒）の新入社員へのメッセージが四国新聞で紹介されました。（2012.4.3）」香川県立高松商業高等学校同窓会
- ^ 「タダノ 香西西に新工場 高松港埋め立て地、県と土地売買仮契約 ／香川」毎日新聞2016年7月14日
- ^ 「タダノ、京大と自動化クレーン開発へ ロボやＡＩ活用、運転者不足対策探る」産経iz2018.3.12
- ^ 「一般社団法人日本建設機械工業会 人事・組織改革」ゴムタイムス2011年10月11日
- ^ [1]日本建設機械工業会
- ^ 「平成24年度四国地方発明表彰」発明協会
- ^ [2]発明協会