大場 俊助(おおば しゅんすけ、1906年5月13日 - 1970年11月30日[1])は、日本の日本文学研究者。

静岡県出身。東京文理科大学国文科卒。1936年中央大学予科教授、1939年中央大学文学部教授。国語教育が専門だが、近世文学などに業績があり、小林一茶のセックスについて研究したことで知られる[2]

著書

編集
  • 『国語教育基礎理論』啓文社 1936
  • 『読方指導過程の実験的研究』啓文社 1937
  • 『日本文学様式論史』啓文社 1938
  • 『国語の論理』晃文社 国語教育文庫 1940
  • 『綴方教育体系 第2巻 綴方様式学』晃文社 1939
  • 『日本小説史』中大出版社 1952
  • 『日本文学概論』中大出版社 1954
  • 『一茶の作家肖像 前編 (一茶の愛と死)』芦書房 一茶研究叢書 1964
  • 『一茶の作家肖像 後編 (一茶のウィタ・セクスアリス)』芦書房 一茶研究叢書 1965 『一茶の研究 そのウィタ・セクスアリス』島津書房 1993
  • 『日本文学の系統』芦書房 1965
  • 『小説論序説』芦書房 1967
  • 秋成の癲癇症とデーモン 病跡の分析と芸術の秘密』芦書房 1969 『上田秋成研究 そのテンカン症とデーモン』島津書房 1993

共編著

編集

論文

編集

脚注

編集
  1. ^ 『著作権台帳』
  2. ^ 『一茶の研究 そのウィタ・セクスアリス』著者紹介