大槻 正(おおつき ただし、1948年6月11日[1] - )は、日本の研究者。京都府生まれ。AIBOの開発、事業化の責任者として有名。

略歴 編集

1972年静岡大学工学部電気工学科卒業後、ソニー入社。カラーテレビの選局システムの開発等に従事。

1994年には株式会社ナムコ(現バンダイナムコゲームス)に転職して3次元CGの研究開発した。

1997年ソニーに復帰。復帰後はエンターテインメントロボット開発・事業化の責任者としてエンターテインメントロボットAIBOの開発、商品化に従事。

2003年スミダコーポレーション2006年ニコンに移る。ニコンでは映像カンパニーのプロジェクトリーダーとして、ヘッドマウントディスプレイ「MediaPort UP」や、静止画共有サービス「myPictureTown」などを手がけた[2]

2011年5月にニコンを退職してインタラクティブラボラトリーを設立、代表取締役会長に就任。2012年2月インタラクティブラボラトリーの顧問となる。

2015年には新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)・技術戦略研究センターのフェローに就任した[3]

脚注 編集

  1. ^ 執行役の選任について スミダコーポレーション 2003年12月12日
  2. ^ ニコン、裸眼3Dフォトフレームを貸出す新ネットサービス - AV Watch・2010年10月26日
  3. ^ Focus NEDO 第56号

外部リンク 編集