大通院 (埼玉県皆野町)
大通院(だいつういん)は、埼玉県秩父郡皆野町にある曹洞宗の寺院。
大通院 | |
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本堂 | |
所在地 | 埼玉県秩父郡皆野町下日野沢4059-1 |
位置 | 北緯36度4分52.0秒 東経139度4分53.5秒 / 北緯36.081111度 東経139.081528度座標: 北緯36度4分52.0秒 東経139度4分53.5秒 / 北緯36.081111度 東経139.081528度 |
山号 | 高松山[1] |
院号 | 大通院 |
宗派 | 曹洞宗[1] |
本尊 | 釈迦如来[1] |
創建年 | 室町時代末期 |
開山 | 悟宗純嘉 |
開基 | 逸見義常 |
法人番号 | 5030005015110 |
歴史
編集室町時代末期、逸見義常の開基である。義常は高松城の城主であり、後北条氏に仕えていた。義常は平時は屋敷に住んでおり、その屋敷を寺院化したのが当院の起源である[2]。
逸見氏は元は甲斐国に住んでおり、武田氏と同じ甲斐源氏であったが、武田信虎を嫌って当地に移住したという。当院の本寺は甲斐国山梨郡(現・山梨県山梨市)にある永昌院である。第5世住職までは、永昌院住職と同一人物が就任していたという[2]。