大野 道夫(おおの みちお、1956年 - )は、日本歌人社会学者。竹柏会「心の花」編集委員。大正大学心理社会学部人間科学科教授。曾祖父は佐佐木信綱佐佐木幸綱は母の従兄弟にあたる。

大野 道夫
(おおの みちお)
誕生 1956年????
職業 歌人
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
最終学歴 東京大学文学部国史学科卒業
ジャンル 短歌
所属 心の花
テンプレートを表示

神奈川県立湘南高等学校東京大学文学部国史学科卒業。同大学院教育学研究科教育社会学専攻博士課程満期退学。東大俳句会OBで、俳誌「天為」に所属して俳人としても活動する。1989年、「思想兵・岡井隆の軌跡―短歌と時代・社会との接点の問題」で第7回現代短歌評論賞受賞。1990年谷岡亜紀加藤孝男大辻隆弘らと同人誌『ノベンタ』を創刊。2006年、東京大学本郷短歌会を創立。歌人としての活動のほか、歌壇社会学の見地から分析した本も上梓している。

著書 編集

論文 編集

  • 現代の若者とボランティア365(1988、『だから風人―ボランティア365の若者たち』はる書房)
  • ボランティア活動参加青年の意識変化の分析(1989、日本青年奉仕協会編『1年間ボランティア計画』松頼社)
  • 現代社会と新しい社会運動(1994、栗田宣義編『政治社会学リニューアル』学文社)
  • 学園闘争の統計的研究と学生集団の事例研究―社会主義運動仮説と新しい社会運動仮説を対象として(2002、野宮大志郎編『社会運動と文化』ミネルヴァ書房
  • 社会意識(2003、武内清編『キャンパスライフの今』玉川大学出版会)

歌集・歌書 編集

  • 第1歌集 『秋階段』(1995、ながらみ書房)
  • 『短歌の社会学』(1999、はる書房)
  • 第2歌集 『冬ビア・ドロローサ』(2000、砂子屋書房)
  • セレクション歌人 大野道夫集』(2004、邑書林)
  • 第3歌集 『春吾秋蝉』(2005、雁書館)
  • 『短歌・俳句の社会学』(2008、はる書房)
  • 第4歌集 『夏母』(2010、短歌研究社)
  • 『現代短歌文庫 大野道夫歌集』(2013、砂子屋書房)
  • 第5歌集 『秋意』(2015、本阿弥書店

関連項目 編集