大金塊

江戸川乱歩による日本の小説

大金塊』(だいきんかい)は月刊娯楽雑誌「少年倶楽部」(大日本雄辯會講談社)に、1939年1月から1940年2月にかけて連載された江戸川乱歩作の少年向け推理小説シリーズの第4話目である。

大金塊
著者 江戸川乱歩
発行日 1939年
発行元 大日本雄辯會講談社
ジャンル 推理小説
日本の旗 日本
言語 日本語
前作 妖怪博士
次作 青銅の魔人
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概要

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前作『怪人二十面相』から『妖怪博士』までの二十面相ものとは無関係の事件。明智小五郎少年探偵団は登場するが怪人二十面相が登場しないためか、戦前の大日本雄辯會講談社オリジナル以外、単行本化が後回しにされる場合が多い。

戦後の講談社「江戸川乱歩推理文庫」では第43巻『超人ニコラ/大金塊』で、最後の長編「超人ニコラ」のあとに併録という扱い。ポプラ社文庫「少年探偵」でも掌編やリライトものより更にあとの第68巻である。

今回の敵

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  • 黄金窃盗団の女首領。

新兵器

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万能かぎ

舞台

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  • 東京都(杉並・荒川)

書誌情報

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  • 大日本雄弁会講談社:『大金塊』1940年[1] 
  • 講談社:江戸川乱歩推理文庫 第43巻『超人ニコラ/大金塊』1988年  
  • 光文社:江戸川乱歩全集 第13巻『地獄の道化師』2005年 
  • ポプラ社:少年探偵5『大金塊』[2]1965年 
  • ポプラ社:文庫 少年探偵 第68巻『大金塊』 1988年
  • ポプラ社:新装版 少年探偵4『大金塊』 1998年
  • ポプラ社:文庫(新装版) 第4巻『大金塊』 2005年
  • ポプラ社:文庫クラシック 第4巻『大金塊』 2009年

脚注

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  1. ^ 太平洋戦争により4巻までで刊行休止。
  2. ^ 10年もあとの連載作品『青銅の魔人』より発行が遅い。現在絶版だが、リニューアルの新装版や文庫が複数ある。

関連項目

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外部リンク

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