天和コアモジュール

中国宇宙ステーションのモジュール
天和コアモジュール
Tianhe Core Module
詳細
種類: 中国宇宙ステーションの構成モジュール
所属: 中華人民共和国の旗CNSA
打ち上げロケット: 長征5号B
打ち上げ日時 2021年4月29日
運用状況 運用中
諸元
全長 16.6 m (54 ft)
直径 ~4.2 m (14 ft)
重量 22,600 kg (49,800 lb)

天和コアモジュール (てんわコアモジュール、簡体字: 天和号核心舱Tianhe Core Module, CCM) は、中国宇宙ステーションコアモジュール。最大3人の宇宙飛行士の居住と、宇宙ステーションの誘導、航行、方向制御などに対応している。また、宇宙ステーション全体の電気系統、推進システム、生命維持システムもこのモジュールが中心となっている。

モジュールは居住区、サービス区、ドッキングポートの3つのエリアに分かれており、居住区には、キッチンやトイレ、消火設備、大気処理・制御装置、コンピュータ、科学実験装置、北京の地上管制との通信装置などが設置されている。サービス区には、カナダアーム式のロボットアームが収納されている。

2018年中国国際航空宇宙博覧会で、天和コアモジュールのフルスケールモックアップが公開された。

中国国家航天局の映像から、天和コアモジュールは2つ建造されていることが明らかになっており、天和コアモジュールを2つ連結して宇宙ステーションを拡張した状態を描いたアニメーション等もある[1]

参照 編集

  1. ^ 星球研究所. “报告地球,这里是中国空间站!_哔哩哔哩_bilibili” (中国語). www.bilibili.com. 2022年1月16日閲覧。

外部リンク 編集

関連項目 編集