天城(あまぎ)は、1909年から1916年まで使用された鳥羽商船学校の係留練習船である。

1909年、元大日本帝国海軍軍艦「天城」を校内実習用のため、堅神校地の沖(現練習船「鳥羽丸」係留地付近)に固定係留した。当直には航海科3年生を毎夜半数交代で宿泊、「鳥羽商船学校の軍艦寄宿舎」とよばれ、他の商船学校生徒から羨望された。

1916年、老朽化が甚だしくなり、新練習船「あまき」の建造を受注していた藤之郷江崎造船所に売却、のち曳航され解体された。

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