宇都宮信用金庫(うつのみやしんようきんこ)は、かつて存在した信用金庫。 当時栃木県宇都宮市に本店を置く県内最大の信用金庫だった。略称はうしんきん。本店所在地は、栃木県宇都宮市中央一丁目(現・栃木信用金庫宇都宮営業部)。 2001年暮れ経営破綻。経営破綻直前の2001年3月期における総資産は1,853 億円(全国159/371位)貸出金は1,067億円。自己資本比率は3.95%。 店舗数21店舗。職員数274名。会員数22,018人。 事業譲渡先は栃木信用金庫烏山信用金庫鹿沼相互信用金庫小山信用金庫大田原信用金庫の5信用金庫。

宇都宮信用金庫のデータ
統一金融機関コード 1220
代表者氏名 河合耕吉(理事長)
店舗数 21
(2001年3月31日時)
設立日 1923年2月
(宇都宮共福信用組合)
所在地
320-0806
栃木県宇都宮市中央一丁目9番4号
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破綻理由 編集

宇都宮信用金庫は県内最大手でかつ歴代理事長が県協会長はじめ関信協会長、全国信用金庫協会副会長等の要職を務めた業界有数の名門金庫であった。 破綻にいたった外的要因として、金融機関が多く競争が激しい県央部を中心に店舗展開していた事と、 長引く不況による都市部の空洞化や地価下落が不良債権の膨張につながったという事があげられている。 その一方の内部要因として、河合家三代目理事長河合耕吉の経営姿勢が終始優柔不断だったのをあげる人もいる。

沿革 編集

外部リンク 編集