メインメニューを開く

定住者

定住者(ていじゅうしゃ)とは

  1. 一定の場所に居住している者
  2. 日本国に在留する外国人に与えられる在留資格の一種で法務大臣が特別な理由を考慮し一定の在留期間を指定して居住を認める者[1]

本項目では2について説明する。

日本国在留資格としての定住者編集

日本国に在留する外国人に与えられる在留資格の一種で、法務大臣が特別な理由を考慮し、5年を超えない範囲で一定の在留期間を指定して居住を認める者。日本人や永住者と同じく日本での就労活動に対する制限はない。主な対象者は日系人とその配偶者インドシナ難民日本人特別永住者配偶者死別離婚した外国人、日本人の未成年・未婚の外国籍実子などである[2]。2012年末時点で定住資格を持つものは165,001人で在留外国人全体の8.1%を占めており、国籍・地域別ではブラジルが53,044人(32.1%)、フィリピン40,707人(24.7%)、中国27,148人(16.5%)などである[3]

在日韓国・朝鮮人平和条約国籍離脱者を想定して新設された特別永住者に対応する在留資格を、同じく「過去の国民」に相当する中国残留孤児フィリピン日系人家族などに与えることを想定した法的地位であったが、実際にこの法的地位を利用し来日したのは日系ブラジル人など南米日系人の出稼ぎ労働者であり、「入管法最大の『意図せざる結果』」となったと評価されている[4]

脚注編集

[ヘルプ]
  1. ^ 出入国管理及び難民認定法 別表第二”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2014年10月30日閲覧。
  2. ^ 在留資格「定住者」(例:日系3世)の場合”. 日本での活動内容に応じた資料【在留資格認定証明書交付申請】. 法務省. 2014年10月30日閲覧。
  3. ^ 第2部 出入国管理をめぐる近年の状況 第2章 外国人の在留の状況 第1節 在留外国人数 (7)身分又は地位に基づいて在留する外国人」、『出入国管理日本語版』平成25年版、法務省入国管理局2013年12月、 53頁。
  4. ^ 亀田進久外国人労働者問題の諸相―日系ブラジル人の雇用問題と研修・技能実習制度を中心に―」、『レファレンス』第687号、2008年4月、 21頁、2014年10月30日閲覧。 . 国立国会図書館調査及び立法考査局. 

外部リンク編集