宝昌寺(ほうしょうじ)は、東京都杉並区にある曹洞宗寺院

宝昌寺
所在地 東京都杉並区成田西3-3-30
山号 白龍山[1]
宗派 曹洞宗
本尊 釈迦如来
創建年 不詳
中興年 文禄3年(1594年)頃
中興 葉山宗朔
文化財 木造大日如来坐像(杉並区指定文化財)
法人番号 5011305000456 ウィキデータを編集
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概要 編集

創建年代は不明である。当初は真言宗の寺院だったと推測され、その頃の旧本尊大日如来像や板碑が残っている[2]

1594年文禄3年)頃に、葉山宗朔によって中興され、その時に曹洞宗に転宗した。暴風や火災などの災害に度々遭っており、古記録を失ってしまっているため、特に真言宗時代の寺の状況が分からなくなっている[3]

境内 編集

  • 豊川稲荷社
明治時代末期に豊川稲荷から勧請したもので、ご利益があったことから、周辺地域に豊川稲荷信仰が広まるきっかけになったという[2]

交通アクセス 編集

脚注 編集

  1. ^ 新編武蔵風土記稿 成宗村.
  2. ^ a b 15 宝昌寺【寺院】(成田西3丁目30番30号)杉並区教育委員会事務局生涯学習推進課文化財係
  3. ^ 大谷光男、嗣永芳照 著『杉並区史跡散歩 (東京史跡ガイド15)』学生社、1992年、57-58p

参考文献 編集

  • 大谷光男、嗣永芳照 著『杉並区史跡散歩 (東京史跡ガイド15)』学生社、1992年
  • 「成宗村 宝昌寺」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ123多磨郡ノ35、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:763995/24 

関連項目 編集