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宮古そば

宮古そば 具材は麺の下に隠されている

宮古そば(みやこそば)は、沖縄県宮古島発祥の沖縄そばである。

目次

概要編集

は細く縮れのない平麺で、スープがあっさりしているのが特徴である[1]。他地域と同様に、油処理した茹で置きの麺が用いられる。

具材は沖縄本島のそばと同様に、三枚肉(あるいは赤身の真肉)とかまぼこが標準である。かまぼこは宮古島特有の薄く波打った形状のものが使用される。 伝統的な盛り付けでは具材を麺の下に隠し、刻みネギだけの「かけそば」のように見せるのが特徴である。肉とかまぼこは麺の間に挟まれる場合と、丼の底に敷かれる場合があり、丼の中心部に麺をうず高く盛り上げることも多い。 このようにする理由としては、具を温めるためとか、盛り付け済みのそばの上にサービスで麺を足したのが始まりとか、「具も載せられないくらいに貧しい」という風に見せることで、近所の目や年貢の取り立てに対抗しようとしたとか、具の大きさや量で喧嘩しないよう麺で隠したとか諸説あり、真相は不明である。ただ、近年では他地方のそばのように上に置かれることも多く、ソーキそばやてびちそばなど島外から伝わったメニューの場合は具材が麺の下に置かれることはない。

店によってはカレー粉がテーブルに置かれており、好みによって振りかけて食べることがある。

定義編集

沖縄生麺協同組合は、以下の10項目を「本場 宮古そば」の定義としている[2]

  1. 沖縄県宮古島にて製造されたもの
  2. 原料小麦粉 タンパク質11.0%±0.5%灰分0.42%以下
  3. 加水量 小麦粉重量に対し34%以上~36%以下
  4. かんすい ボーメ2度~4度[3]
  5. 食塩(国産) ボーメ5度~10度
  6. 熟成時間 30分以内
  7. めん線 めんの厚さ1.5~1.7ミリ切歯番手薄刃10番~12番を基本とする。
  8. ゆで水のPH 8〜9
  9. ゆで時間 約2分以内で十分可食状態であること
  10. 仕上げに油処理が施されていること
注1)手もみ工程なし
注2)混合の工程にて、一部天然着色料(くちなし色素)の使用も見られる。
注3)切り出し工程後、コーンスターチをまぶす。

脚注編集

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  1. ^ 出没!アド街ック天国今回オンエア【 8 位 】
  2. ^ 食品産業センター
  3. ^ 沖縄県の気象条件に於いて夏季、冬季の体感温度が本土と異なる為。

関連項目編集

参考文献編集

  • メディアパルムック 沖縄のそばと食堂'04~'05:メディアパル、(2005)