宮坂博文
日本のテキスタイルデザイナー
宮坂 博文(みやさか ひろふみ、1925年 - 2013年)は、日本のテキスタイルデザイナー。長野県岡谷市出身。
経歴
編集- 1925年 現 岡谷市小井川の織物業を営む家に生まれる。
- 1948年 商工省繊維工業試験所技官。
- 岡谷ゴブラン工芸織物(株)を創立し、ゴブラン織、信州紬等を製作する。
- 1958年 日本繊維意匠センター登録デザイナー。
- 第一回絹織物海外展 (サンフランシスコ)にて金賞。
- 第二回絹織物海外展(マイアミ)にて金賞、銅賞。
- 1960年 世界絹業博覧会(西独)にて金賞。
- 1963年 国際インテリアデザイン賞。(日本人初)
- 米国繊維ゼミナール(ロスアンゼルス)講師。
- 帝国繊維㈱顧問デザイナー。
- 1964年 日本グッドデザイン賞。
- 繊維デザイン展審査員(4~46)
- 1965年 日本インテリアデザイン協会正会員。
- ベリエール壁画装飾、蚕糸会館壁面装飾製作。
- 東京クラフトデザイン研究所主任教授。
- 丸千織物工房主宰。
主な展覧会
編集- 個展(小田急ハルク1965)
- 個展(赤坂グリーンギャラリー1981)
役職
編集参考文献
編集- 岡谷蚕糸博物館紀要 第3号(1998)
ふるさと産業だより『岡谷絹工房-専門家育成と岡谷の織を再発見-』
- 岡谷蚕糸博物館紀要 第5号(2000)
講演会記録"信州の紬作家展"1999.10.23 『紬の魅力と岡谷の絹織物の歴史』 講師:宮坂博文氏
- 岡谷蚕糸博物館紀要 第7号(2002)
『絁に夢を託して-ふるさと岡谷に絹の痕跡を残す-』
- 月刊染織α 2006.8月号
『染め織り人の視点19 紬織博士 宮坂博文さんの直言』著:富山弘基