宮本 袈裟雄(みやもと けさお、1945年8月3日 - 2008年12月18日)は、日本民俗学者・日本史学者。

来歴

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長野県長野市に生まれる。1970年に東京教育大学文学部史学科を卒業して、同大学院日本史学専攻に進み、1973年に中退して助手となる。

1977年に筑波大学歴史人類学系助手に移り、1980年専任講師となる。1985年に武蔵大学人文学部教授に就任したが、在職中に死去した。

著書

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単著

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共編著

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  • 『日光山と関東の修験道』(宮田登と共編)名著出版〈山岳宗教史研究叢書〉、1979年7月
  • 『福神信仰』雄山閣出版〈民衆宗教史叢書〉、1987年1月
  • 『日本歴史民俗論集 9 祭儀と呪術』(山折哲雄と共編)吉川弘文館、1994年5月
  • 恐山』(高松敬吉との共著)佼成出版社〈山と信仰〉、1995年6月
  • 『中国の民俗 広島県編』(大島暁雄・松崎憲三と共編)三一書房〈日本民俗調査報告書集成〉、1997年10月
  • 『日本の民俗信仰』(谷口貢と共編著)八千代出版、2009年6月

脚注

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参考文献 

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  • 「宮本袈裟雄先生 履歴・著作年表」『武蔵大学人文学会雑誌』(宮本袈裟雄教授追悼号) 武蔵大学人文学部、2010年
  • 『現代物故者事典 2006〜2008』日外アソシエーツ、2009年