小川英雄
来歴・人物編集
神奈川県川崎市生まれ。1960年慶應義塾大学文学部史学科卒業、65年同大学院博士課程中退。ロンドン大学、ユトレヒト大学に学び、イスラエル、英国、日本で発掘調査。88年「イスラエル考古学研究」で慶大文学博士。慶大文学部助教授、教授、2001年定年退任、名誉教授。日本オリエント学会会長、三田史学会会長。
著書編集
- 『オリエント神話99の謎 神々と宗教の起源を探る』(サンポウジャーナル、サンポウ・ブックス) 1978.11
- 『聖書の歴史を掘る パレスチナ考古学入門』(東京新聞出版局、オリエント選書) 1980.6
- 『<ビジュアル版>世界の歴史2 古代のオリエント』(講談社) 1984.11
- 『古代オリエントの宗教』(エルサレム宗教文化研究所、エルサレム文庫) 1986.5
- 『イスラエル考古学研究』(山本書店) 1989.7
- 『ミトラス教研究』(リトン) 1993.2
- 『ローマ帝国の神々 光はオリエントより』(中公新書) 2003.10
- 『古代オリエントの歴史』(慶応義塾大学出版会) 2011.4
- 『発掘された古代オリエント』(リトン) 2011.12
共編著編集
翻訳編集
- 『ミトラス教』(マルタン・フェルマースレン、山本書店) 1973[1]
- 『バル・コホバ 第二ユダヤ叛乱の伝説的英雄の発掘』(イガエル・ヤディン、山本書店) 1979.12
- 『ティグリス号探検記 文明の起源を求めて』上・下(トール・ヘイエルダール、田中昌太郎共訳、筑摩書房) 1981.11/ちくま文庫 1989.6
- 『文明のあけぼの』(J. M. ロバーツ、森雅子共訳 小峰書店、図説世界の歴史2) 1982
- 『ギリシャ・ローマの遺産』(J. M. ロバーツ、渡辺吉鎔共訳 小峰書店、図説世界の歴史3) 1982.9
- 『カナン人とアモリ人』(K. M. ケニヨン、山本書店) 1984.8
- 『聖書考古学大事典』(M. アヴィ・ヨナ、講談社) 1984.7
- 『キュベレとアッティス その神話と祭儀』(M. J. フェルマースレン、新地書房) 1986.4
- 『地中海都市の興亡 アンティオキア千年の歴史』(G. ダウニー、新潮社、新潮選書) 1986.8
- 『聖婚 古代シュメールの信仰・神話・儀礼』(S. N. クレーマー 森雅子共訳 新地書房) 1989.11
- 『ミトラの密儀』(フランツ・キュモン、平凡社) 1993.11/ちくま学芸文庫 2018.10
- 『古代ローマの来世観』(フランツ・キュモン、平凡社) 1996.6
脚注・参照編集
- ^ 445夜『ミトラス教』(マルタン・フェルマースレン|松岡正剛の千夜千冊(書評)
外部リンク編集
- 小川 英雄<研究者情報 | J-GLOBAL 科学技術総合リンクセンター