小西さやか
来歴
編集兵庫県神戸市生まれ[1]。父は高校教員、母は薬剤師[2]。小学5年生までは劣等生だったが、数学教師の父の特訓で成績は向上した[3]。神戸市立平野中学校を経て兵庫県立長田高等学校を卒業後[2]、水質汚染問題に興味があったことから広島大学工学部第三類(化学科)に進学[4]。同大学院工学研究科博士課程前期(物質化学システム専攻)在学中、日本水環境学会誌に共著論文を発表[5]。大学院に通う傍ら国連大学の補助研究員を務め[2]、2003年に修士(工学)の学位を取得後、地元神戸のノエビアに研究開発職として入社[6]。約8年間勤務し、化粧品製造の研究や評価に携わり、2006年春から美容液「フェアリーデュウ」の開発に関わった[6]。
『AneCan』読者モデルで化粧品知識を披露したことが転機となり[4]、2011年7月に一般社団法人コスメコンシェルジュ協会(現・一般社団法人日本化粧品検定協会)を立ち上げ、代表理事に就任[7]。
趣味はゴルフとマラソンで、ホノルルマラソン(2011年)で完走した[8]。2009年に結婚し、2019年に女児を出産[9]。東京農業大学生物産業学部食品香粧学科客員准教授。
美容師免許は取得していない。
著書
編集- 『なまけ美容入門 - 「科学的な分析」でムダを省いたキレイの魔法-』主婦の友社刊 2012年12月発行 ISBN 9784072866344
- 『コスメの教科書 -日本化粧品検定協会 公式1級・2級対策テキスト-』主婦の友社刊 2013年9月発行 ISBN 9784072914571
- 『勘違いだらけのコスメ神話 -90パーセントのクチコミは間違っている?!- 』スタンダードマガジン刊 2014年1月発行 ISBN 9784938280543
- 『「私に本当に合う化粧品」の選び方事典』主婦の友社刊 2022年4月発行 ISBN 9784074499588
脚注
編集- ^ “小西さやか | 講師プロフィール”. 講演依頼ならTBSキャスティング. 2022年10月24日閲覧。
- ^ a b c shinbutokyo. “「Face To Face」NO.94「始まりはボランティア」 - Face To Face(同窓生紹介)”. nagatatokyo.fc2.net. 2022年10月24日閲覧。
- ^ 東京中日スポーツ 2014年5月9日5版 24面
- ^ a b 東京中日スポーツ 2014年5月8日 20面
- ^ "処理剤による干潟漂着油除去および多環芳香族炭化水素類(PAHs)の生分解促進の検討" 『水環境学会誌』第26巻7号 p.449 社団法人日本水環境学会 2003年7月10日発行
- ^ a b 産経新聞 2008年1月13日東京朝刊15版 4面「夢をカタチに」
- ^ 日本化粧品検定協会. “ごあいさつ”. 2014年5月18日閲覧。
- ^ joshiteki.biz. “輝く!『女性経営者名鑑』No.2 小西さやかさん”. 2014年6月7日閲覧。
- ^ “アラフォー妊娠!コスメコンシェルジュが妊活中「やめたこと」「やらなかったこと」 | 妊活Baby-mo(ベビモ)赤ちゃんが欲しい|不妊治療サポート”. babymo.akahoshi.net. 2022年5月20日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 厚生労働省 美容師
- 厚生労働省 メイクアップアーティスト
- コスメ小西の「なまけ美容」オフィシャルブログ
- 小西さやか コスメコンシェルジュ (@sayakakonishi) - X(旧Twitter)
- 小西さやか(日本化粧品検定協会 代表理事) (@cosmeconcierge) - Instagram