岡本 良一(おかもと りょういち、1913年4月29日[1] - 1988年8月2日[1])は、日本の歴史学者[2]。
大阪府大阪市生まれ。1938年、京都帝国大学文学部史学科を卒業[3]。
明浄高等女学校教諭を経て、1942年から大阪市職員として大阪城天守閣に勤め始め、大阪城主任として1968年に退職するまで26年間天守閣に勤務を続ける[1]。その間、文献の研究や遺構発掘などを行い、大坂城の研究家として知られる。また、日本近世史を専門とし、民衆史の分野での業績も残す。大阪市史料調査会理事[1]、堺市立博物館初代館長[1]などを歴任する。 1983年(昭和58年)、大阪文化賞受賞[4]。