岩下温泉
岩下温泉(いわしたおんせん)は山梨県山梨市上岩下にある温泉。山梨最古の温泉と言われている。
岩下温泉 | |
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岩下温泉 旧舘 | |
温泉情報 | |
所在地 | 山梨県山梨市上岩下 |
交通 | 鉄道:中央本線山梨市下車。タクシーにて約7分 |
泉質 | アルカリ性単純温泉 |
泉温(摂氏) | 28.2 °C |
pH | 8.65 |
宿泊施設数 | 1 |
泉質
編集- アルカリ性単純泉
- 源泉温度28.2℃
効能
編集- 神経痛、関節痛、筋肉痛
※注 : 効能はその効果を万人に保証するものではない
温泉街
編集山梨市の西部、奥秩父山塊兜山の東麓に位置し、笛吹川の支流で永昌院付近より発する小さな小川(平等川)に沿った静かな一軒宿の温泉である。周囲には桃やブドウの果樹園が広がる。
歴史
編集岩下温泉は山梨県で最も古い温泉と言われており、温泉のすぐ隣にある走湯(そうとう)神社には少名彦命が祀られている。金峰山を本宮とする金桜神社(甲府市)の縁起に、この走湯神社の記載あることから、岩下温泉は少なくとも1700年以上前から存在していたことになる。 古くから一軒の湯宿があり、現在残る温泉旅館旧舘は1875年(明治8年)築と伝わっており、1942年(昭和17年)までは地元の共同浴場として使用され、その後旅館に転用された。現在ではすぐ隣に新しい宿泊施設が出来ており、この旧舘は日帰り専用の入浴施設として使用されている。往時の面影を残す旧舘の浴場は28℃の源泉をそのまま利用しており、半地下にあり混浴である。信玄の隠し湯としても知られる。