広島グリーンフェリー

広島グリーンフェリー(ひろしまグリーンフェリー)は、広島県広島市大阪府大阪市を結ぶカーフェリーを運航していた、日本の海運事業者である。


概略編集

1972年、ジャパンライン(現・商船三井)の系列会社として開業。広島市の広島港(出島)と大阪市の大阪南港の間を9時間半で結び、廃止直前の時点では夜行便1往復を運航していた。1973年のオイルショック以降、燃料費高騰に伴う収支の悪化に加え、景気低迷に伴うトラックをはじめとする車両航送の減少、さらには1975年の山陽新幹線全線開業に伴う旅客の激減などによって貨客ともに利用は伸び悩み、1982年に廃止された。

沿革編集

  • 1970年 - 広島グリーンフェリー設立。
  • 1971年 - 「グリーンアロー」、「グリーンエース」にて広島~大阪航路開設。
  • 1975年 - 6月、「グリーンアーチ」就航により、夜行便を隔日1便増便。従来の2隻も夜行便1往復に充当し、これまであった昼行便1往復は休止となる[1]
  • 1979年 - この年までに隔日の夜行1便はなくなり、夜行便1往復のみとなる。
  • 1982年 - 航路廃止。

船舶編集

1971年竣工。5954総トン、全長135.1m、幅22m、出力8,900馬力×2、航海速力21.2ノット。
旅客定員936名。車両積載数 : トラック67台、乗用車110台。神田造船所建造。
航路廃止後、来島どっくに売却され、ダイヤモンドフェリーに傭船され、おくどうご6に改名。
グリーンエースの同型船。航路廃止後、ギリシャへ売却。
1975年竣工。5554総トン、全長137m、幅22m、出力10,400馬力×2、航海速力21.5ノット。
旅客定員827名。車両積載数 : トラック104台、乗用車38台。神田造船所建造。
航路廃止後、来島どっくに売却され、ダイヤモンドフェリーに傭船され、おくどうご8に改名。

出典編集

  1. ^ レファレンス協同データベース”. 2021年5月30日閲覧。