広瀬神社(ひろせじんじゃ)は、静岡県伊豆の国市田京にある神社式内社で、旧社格県社

広瀬神社

拝殿
所在地 静岡県伊豆の国市田京1-1
位置 北緯35度0分38.2秒 東経138度56分46.2秒 / 北緯35.010611度 東経138.946167度 / 35.010611; 138.946167座標: 北緯35度0分38.2秒 東経138度56分46.2秒 / 北緯35.010611度 東経138.946167度 / 35.010611; 138.946167
主祭神 島溝樴姫、他2柱(神名不詳)
社格 式内社(小)
県社
創建 不詳
例祭 11月3日
地図
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歴史

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1596年の上梁文によると、天平年中(729-749年)、伊予国福田荘から遷すという[1]。『全国神社祭祀祭礼総合調査』には733年創建とある。

延喜式式内社(小)「広瀬神社」に比定されている[2]

1590年の小田原攻めの際に兵火に遭い焼失したが、1596年に再建された。

祭神島溝樴姫三嶋大社の祭神事代主命の后である。三嶋大社が現在後に遷祀する途中、一時的に祀られていたとされ、現在も同大社とは密接なつながりがある。

毎年11月3日には例大祭が行われ、三番叟が演じられる[2][3]ほか、各地域から6台の山車が運行される。山車の運行は2020年(令和2年)に新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止。2023年(令和5年)に再開されたが経験不足が生じて1台の山車が転倒、19人が死傷する事故も起きた[4]

境内には、地元の歌人穂積忠の歌碑がある。忠は折口信夫北原白秋の門下生である[2]。息子に俳優穂積隆信がいる。

境内

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文化財

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伊豆の国市指定文化財

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  • 天然記念物
    • 広瀬神社の杜
  • 無形民俗文化財
    • 式三番

交通アクセス

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脚注

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  1. ^ 『豆州志稿』神祠上、福澤明神の条
  2. ^ a b c 静岡県日本史教育研究会 編『静岡県の歴史散歩(歴史散歩22)』山川出版社、2006年、59p
  3. ^ 韮山・大仁地域の神社の祭礼と三番叟にみる歴史的風致 - 伊豆の国市 都市計画課
  4. ^ 「止まらなくなった」祭りの山車横転 1人死亡 18人重軽傷”. 産経新聞 (2023年11月3日). 2023年11月13日閲覧。

参考文献

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  • 静岡県日本史教育研究会 編『静岡県の歴史散歩(歴史散歩22)』山川出版社、2006年

外部リンク

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