建穂寺
静岡県静岡市葵区建穂にある真言宗の寺院
建穂寺(たきょうじ[1])とは静岡県静岡市葵区建穂にある真言宗[1]の寺院である。山号は瑞祥山。駿河一国三十三観音第15番霊場。
建穂寺 | |
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所在地 | 静岡県静岡市葵区建穂2-12-6 |
位置 | 北緯34度59分13.0秒 東経138度20分20.2秒 / 北緯34.986944度 東経138.338944度座標: 北緯34度59分13.0秒 東経138度20分20.2秒 / 北緯34.986944度 東経138.338944度 |
山号 | 瑞祥山 |
宗派 | 真言宗 |
本尊 | 千手観音 |
概要
編集白鳳期(654年から669年)、道昭により開基された[1]。江戸時代、徳川家康から480石の朱印を受けたと伝わる[1]。
1870年(明治3年)には火災で寺院の多くを焼失した[1]。現在の観音堂は、1975年(昭和50年)に建穂町内会で寄付を募り、再建された。家康から下賜された朱印状も飾ってある。御朱印は建穂町内会が持ち回りで管理されており、電話すると担当者が駆け付け押印し拝観が可能になる[2]。
文化財は、不動明王立像が県指定文化財、市指定文化財が木造阿弥陀如来坐像、木造伝大日如来坐像、木造伝阿弥陀如来坐像である。そのほかに千手観音と二十八部衆が存在する[3]。
文化財
編集- 不動明王立像(県指定文化財)
- 木造阿弥陀如来坐像(市指定文化財)
- 木造伝大日如来坐像(市指定文化財)
- 木造伝阿弥陀如来坐像(市指定文化財)
交通アクセス
編集- 国道一号線バイパス羽鳥インターチェンジより車で約5分(建穂公民館駐車場まで)
脚注
編集参考文献
編集- ふじのくに倶楽部著「静岡御朱印を求めて歩く礼所めぐり伊豆・駿河・遠州ルートガイド」メイツ出版 2014年