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弾指(だんし、Skt:अच्छता Acchataa)は、

  1. 仏教で指を弾くこと。この場合、本来は「たんじ」と読む。通常は曲げた人差し指を親指の腹で弾き、親指が中指の横腹に当る。慣れた人はパチッと音が出る。許諾、歓喜、警告、入室の合図などを表す。また場合によっては排泄後などの不浄を払う意味で行う。これが後に爪弾(つまはじ)きといわれ、嫌悪や排斥の気持ちを表すことになった。この行為から以下の時間的概念が生まれた。主に禅宗などで行われる。元は密教の行法の一つだったが、縁起直し、魔除けの所作として僧以外の人々に広まった。『土佐物語』など多くの古典に現れる[1]
  2. 上記の動作から、本来「きわめて短い時間(12000弾指で一昼夜)」を表す仏教用語である。
  3. 10-17(10京分の1)であることを示す漢字文化圏における単位である。瞬息の1/10、刹那の10倍に当たる。朱世傑『算学啓蒙』(値が異なる)や程大位『算法統宗』に見えるが、現実には使われない。

脚注編集

  1. ^ 常光徹『しぐさの民俗学』ミネルヴァ書房 2006年、ISBN 4623046095 pp.84-86.

関連項目編集