後頭前切痕
後頭前切痕(こうとうぜんせっこん、英:Preoccipital notch, Preoccipital incisure)は、後頭極より4cm前方にある[1]、大脳外側面下端のくぼみ。このくぼみを境に前方が側頭葉、後方が後頭葉となる。後頭葉の前端を決める仮想のラインは、後頭前切痕と頭頂後頭溝の両端を結ぶことで得られる。
脳: 後頭前切痕 | |
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ヒト左大脳半球の外側面。後頭前切痕は右下。 ヒト脳の外側面の写真。図右側、緑色のラインの一番下が後頭前切痕(図中番号8)。 | |
名称 | |
日本語 | 後頭前切痕 |
英語 | preoccipital notch |
ラテン語 | incisura preoccipitalis |
略号 | pon |
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画像
編集-
動画。赤い所が後頭前切痕。
脚注
編集- ^ 井上芳郎「統合・基礎神経学 - 神経系の構造を中心に」『北海道大学大学院医学研究科・脳科学専攻 神経機能学講座・分子解剖学分野』、井上芳郎、1990年。
大脳の脳葉
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