菩提寺 (むつ市)

青森県むつ市の恐山にある寺院
恐山菩提寺から転送)

菩提寺(ぼだいじ)は、青森県むつ市恐山にある曹洞宗寺院恐山菩提寺とも称される[1]。本坊は円通寺が勤めている[1]

菩提寺
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所在地 青森県むつ市田名部字宇曽利山
山号 釜臥山
宗派 曹洞宗
本尊 地蔵菩薩
創建年 貞観4年(862年
開基 (伝)円仁
中興年 大永2年(1522年
中興 聚覚
別称 恐山菩提寺
札所等 津軽三十三観音霊場番外
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山門

概説編集

 
本堂

開山期間は5月1日から10月31日で、毎年7月20日から24日に恐山大祭が行われる[1]。恐山は死者霊魂が集まる場所と信じられており、恐山大祭ではイタコの口寄せも行われる[1]

境内の宇曽利山湖寄りには噴気や温泉の湧出があり、賽の河原極楽浜と呼ばれる地形がある[1]。境内には4つの温泉があり、共同浴場として利用されている[1]

歴史編集

この寺の創建年代等については不詳であるが、寺伝によれば862年貞観4年)天台宗の僧円仁がこの地を訪れ創建したと伝えられる[2]。その後衰退していたが、1522年大永2年)曹洞宗の僧聚覚が南部氏の援助を受け円通寺を建立して恐山菩提寺を中興し、曹洞宗に改められた。1871年明治4年)には本坊の円通寺に斗南藩(旧会津藩)の藩庁が置かれた。

 
本尊・地蔵菩薩を祀る地蔵殿

伽藍編集

  • 総門
  • 山門
  • 地蔵殿
  • 慈覚大師堂
  • 本堂
  • 塔婆堂
  • 薬師堂
  • 八角円堂
  • 龍神堂

祭事編集

夏と秋の大祭に、イタコと呼ばれる巫女が、死者の霊をこの世に呼びよせる口寄せを行い、故人と現実に逢っているように対話できる「イタコの口寄せ」が行われる。[3]

  • 大祭典 : 7月20日から24日
  • 秋詣り : 10月の体育の日が最終日となる3日間(土・日・月)

交通アクセス編集

JR大湊線下北駅下車、下北交通バスで45分。タクシーで25分。

脚注編集

出典編集

  1. ^ a b c d e f 社団法人 むつ市観光協会 青森県下北半島 霊場恐山 本州のてっぺん”. 社団法人 むつ市観光協会. 2017年11月9日閲覧。
  2. ^ 恐山霊場 / 青森県 観光情報サイト”. 青森県・(公社)青森県観光連盟. 2020年10月5日閲覧。
  3. ^ 恐山大祭/霊場恐山菩提寺の紹介”. 恐山菩提寺. 2020年10月5日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集