成田 佑美(なりた ゆみ、1989年4月5日 - )は、日本の女子プロボクサー。本名・雨盛 佑美(旧姓成田)。兵庫県神崎郡出身[1]姫路木下ボクシングジム所属。第4代日本女子ミニマム級王者。第7代OPBF東洋太平洋女子ライトフライ級王者。

成田 佑美
基本情報
本名 雨盛 佑美
階級 ミニマム級
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1989-04-05) 1989年4月5日(35歳)
出身地 兵庫県神崎郡
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 14
勝ち 6
KO勝ち 1
敗け 5
引き分け 3
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来歴 編集

会社員として働いていた23歳の時、姫路木下ボクシングジムでボクシングエクササイズを始めるが、元日本ミドル級チャンピオンの江口啓二と出会ったのがきっかけとなり、26歳で退職し江口トレーナーの下でプロボクサーに転向[2]

2016年5月15日、池本夢実とのデビュー戦は判定負け。

2018年10月31日、日向野知恵との日本女子ミニマム級王座決定戦はドロー。

2019年2月10日、日向野知恵との日本女子ミニマム級王座決定戦(再戦)は、スプリットデシジョンで判定負け。

2020年1月27日、後楽園ホールにて空位となった王座を下岡由美子と争い、3-0判定で日本女子ミニマム級王座獲得[3]

同年12月13日、大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)第2競技場にモンブランみきを迎えて初防衛戦に挑み、3-0判定で初防衛成功。[4]

2021年8月11日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で、伊賀薫とOPBF東洋太平洋女子ライトフライ級王座決定戦を行い、3-0判定で王座獲得。試合後、7月7日付で入籍したことも報告[5]

2022年12月9日、後楽園ホールにてWBA女子世界ライトフライ級挑戦者決定10回戦として、前WBO王者天海ツナミと対戦[6]。しかし、10回TKOで敗れ連勝は3で止まった[7][8]

2024年6月29日、加古川市日岡山体育館にて東洋太平洋王座の防衛戦を予定[9]

戦績 編集

  • プロ:14戦6勝1KO5敗3分
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2016年5月15日 4R 判定0-3 池本夢実琉球   日本 プロデビュー戦
2 2016年3月18日 4R TKO 一村更紗(ミツキ)   日本
3 2017年3月19日 4R 判定2-1 一村更紗(ミツキ)   日本
4 2017年5月5日 4R 判定0-3 岡本姫沙良(真正   日本
5 2017年7月28日 4R 判定1-1 長井香織(真正)   日本
6 2017年11月17日 4R 判定1-0 長井香織(真正)   日本
7 2018年7月21日 6R 判定3-0 下岡由美子(厚木ワタナベ)   日本
8 2018年10月31日 6R 判定1-1 日向野知恵スパイダー根本   日本 女子日本ミニマム級王座決定戦
9 2019年2月10日 6R 判定1-2 日向野知恵(スパイダー根本)   日本 女子日本ミニマム級王座決定戦
10 2019年6月9日 6R 判定1-2 葉月さな(YuKO)   日本
11 2020年1月27日 6R 判定3-0 下岡由美子(厚木ワタナベ)   日本 女子日本ミニマム級王座獲得
12 2020年12月13日 6R 判定3-0 モンブランみきワタナベ   日本 女子日本ミニマム級王座防衛1
13 2021年8月11日 8R 判定3-0 伊賀薫(真正)   日本 OPBF女子東洋太平洋ライトフライ級王座獲得
14 2022年12月9日 10R 1:50 TKO 天海ツナミ山木   日本 WBA女子世界ライトフライ級挑戦者決定戦
15 2024年6月29日 - - - - - OPBF女子東洋太平洋ライトフライ級タイトルマッチ
試合前
テンプレート

獲得タイトル 編集

  • 第4代日本女子バンタム級王座(防衛1)
  • 第7代OPBF東洋太平洋女子ライトフライ級王座(防衛0)

脚注 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集

空位
前タイトル保持者
千本瑞規
第4代日本女子ミニマム級王者

2020年1月27日 - 2021年8月(返上)

空位
次タイトル獲得者
鈴木なな子
空位
前タイトル保持者
緒方汐音
第7代東洋太平洋女子ライトフライ級王者

2021年8月11日 - 現在

次王者
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