戸上研之
日本の陸上選手
戸上 研之（とがみ かねゆき[1][2]/けんし[3]、1912年8月1日[3] - 1986年[4]）は、日本の陸上競技（跳躍）選手。1936年ベルリンオリンピックで男子走幅跳に出場した[3]。
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 1937年、ニュージーランド遠征時の戸上 | ||||
| 選手情報 | ||||
| ラテン文字 |
Kaneyuki TOGAMI [1][2] Kenshi TOGAMI[3][4] | |||
| 国籍 |
 日本 | |||
| 競技 | 陸上競技（跳躍） | |||
| 種目 | 走幅跳、三段跳 | |||
| 大学 | 関西大学 | |||
| 生年月日 | 1912年8月1日 | |||
| 生誕地 | 熊本県鹿本郡（現在の山鹿市） | |||
| 没年月日 | 1986年??月??日 | |||
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生涯 編集
現在の熊本県山鹿市石（旧鹿本郡八幡村）出身[5]。宇土中学校（現在の熊本県立宇土中学校・高等学校）に学び、同窓の谷口睦生（短距離走、八代出身）とともに関西大学に進学した[6]。
1936年ベルリンオリンピックでは日本代表に選ばれ、走幅跳で出場。記録は6.18mで[1]、予選を突破できなかった。
1937年（昭和12年）1月から5月にかけ、村社講平（中央大学）とともにニュージーランドに遠征[7]。クライストチャーチにおいて三段跳で15m58を記録した（当時のニュージーランド記録を越える記録）[7]。帰国後の5月23日[8]、京関・早慶対抗戦（京都大学・関西大学連合 対 早稲田大学・慶応大学連合の東西対抗戦）において、三段跳で15m86を記録。これは当時の世界記録を上回るものであった[7]（ただし、公認記録とはなっていない）。
備考 編集
参照資料 編集
- ^ a b c 「Japanese Delegation of Athletics Team : Rio de Janeiro 2016」（PDF）、日本陸上連盟、2016年、2019年10月10日閲覧。
- ^ a b “KANEYUKI TOGAMI”. IOC. 2019年10月10日閲覧。
- ^ a b c d “Kenshi Togami Olympic Results”. Sports Reference LLC. 2020年4月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月12日閲覧。
- ^ a b “Kenshi Togami”. Olympedia. 2022年9月26日閲覧。
- ^ 「市政のここが聞きたい！ オリンピック・パラリンピックについて」（PDF）『やまが市議会だより』第16巻、2018年2月、9頁、2019年10月10日閲覧。
- ^ “第19回 「谷口睦生」記念陸上記録会 開催要項”. 2019年10月10日閲覧。
- ^ a b c “陸上部戸上研之”. 関西大学年史編纂室. 2019年10月10日閲覧。
- ^ “スポーツ史 大正～昭和前期”. 関西大学年史編纂室. 2019年10月10日閲覧。
- ^ “戦場 戸上研之”. aucfan. 2019年10月10日閲覧。
- ^ “戦没オリンピアン 陸上・谷口睦生選手の生涯【熊本】”. FNNプライムオンライン (2021年7月21日). 2021年8月19日閲覧。
- ^ “戦没オリンピアン 陸上・谷口睦生選手の生涯”. テレビ熊本 (2021年7月21日). 2021年8月19日閲覧。
- ^ “もう一度、走りたい 戦死前日の願い 今に生きる…［戦後７６年 戦禍のオリンピアン］＜下＞”. 読売新聞. (2021年8月14日) 2021年8月19日閲覧。（読者会員限定記事）
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