戸川 敬一(とがわ けいいち、1909年1月2日[1] - 2002年4月9日[2][3])は、日本のドイツ文学者。専門はドイツ思想史[3]上智大学名誉教授[3]

生涯 編集

愛知県豊橋市生まれ。東京市立市谷尋常小学校卒業。早稲田中学校卒業。1932年上智大学文学部ドイツ文学科卒業。1932-1936年ドイツミュンヘン大学ベルリン大学、およびスイスフリブール大学に留学、哲学博士

帰国後、1936年上智大学文学部講師、助教授、教授、文学部長、上智学園理事を務め、1979年定年、名誉教授。1979‐2000年中村学園監事。日独協会、OAG(ドイツ文化研究所)、アイヒェンドルフ協会などに所属した[4]

著書 編集

  • 『落穂集 ドイツ文学をめぐって』戸川教授還暦記念刊行会編 春秋社 1970
  • 『夕映えに』南窓社 2003

共編著 編集

翻訳 編集

論文 編集

脚注 編集

  1. ^ 『現代日本人名録』1987
  2. ^ 『人物物故大年表』
  3. ^ a b c 戸川敬一氏死去/上智大名誉教授”. 四国新聞社. 2022年8月20日閲覧。
  4. ^ 『夕映えに』著者紹介