掌楽院
掌楽院(チャンアグォン)は、李氏朝鮮の朝廷で儀式などでの音楽の演奏を担当する部署。現在の韓国国立国楽院に相当する。
掌楽院 | |
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掌楽院跡地、KEBハナ銀行本店前に石碑が建っている | |
各種表記 | |
ハングル: | 장악원 |
漢字: | 掌樂院 |
発音: | チャンアグォン |
日本語読み: | しょうがくいん |
1457年11月1日の楽制改革で翌年の7月2日に既存の雅樂署と典樂署を統合する形で設立された。
日本では韓国時代劇の字幕などで「チャンアゴン」と書かかれることが多いが、実際は「チャンアグォン」の方が朝鮮語の発音、および表記として正しい。
官職は以下の通りである。
構成
編集- 提調(チェジョ)(従一品):掌楽院の長官
- 正(チョン)(従三品堂下)
- 僉正(チョムジョン)(従四品)
- 典楽(正六品)
- 主簿(チュブ)(従六品)
- 副典楽(従六品)
- 典律(正七品)
- 直長(チクチャン)(従七品)
- 副典律(従七品)
- 典音(チョンウム)(正八品)
- 副典音(従八品)
- 典声(正九品)
- 副典声(従九品)
出典
編集- 小説-トンイ