提舎尼
提舎尼(だいしゃに、巴: pāṭidesanīya, パーティデーサニーヤ、梵: pratideśanīya, プラティデーシャニーヤ、悔過、波羅提提舎尼、波羅底提舎尼)とは、仏教の出家者(比丘・比丘尼)に課される戒律(具足戒)の内、食事などに関する軽微な禁戒の一種。比丘(男性出家者)には4条、比丘尼(女性出家者)には8条が課される[1]。
他の1人の比丘に告白することで罪が成立すると同時に、許される[1]。
比丘の四提舎尼
編集- 1.村中取非親尼食 - 村中の托鉢にて親類でない比丘尼から食を供養される。
- 2.受尼指授食 - 在家信徒による食事供養の場で比丘尼が配膳指図した食を受ける。
- 3.学家受食 - 学家(熱心な在家)に招待なく食を乞い受ける。
- 4.恐怖蘭若受食 - 危険な阿蘭若(郊外)で在家に運ばせた食を受ける。
比丘尼の八提舎尼
編集この節の加筆が望まれています。 |
脚注・出典
編集- ^ a b 原始仏教聖典資料による釈尊伝の研究 - 中央学術研究所