メインメニューを開く

文匯報(ぶんわいほう、Wen Wei Po)は香港に拠点を置く中国語新聞英語版で、始め1938年1月に上海で創刊され、1948年9月9日に香港版が創刊された。

文匯報
繁体字 文匯報
簡体字 文汇报

文匯報発刊の目的は、新中国支援にあり、中華人民共和国のことであり、特に最近20年を超える本土の発展を支えることにある。稀な例外は、編集部が公に六四天安門事件で軍を使用したことに異議を申し立てた1989年である。その結果、編集部はその後短期間置き換えられた。

香港のニュースも扱い、評論しており、香港政府の方針の下で公告を発行することが公式に認められた新聞である。

内容編集

文匯報は毎日ニュースやスポーツ、エンターテインメントなどの部門のある約48ページの新聞である。香港の他の新聞と比べて、中国大陸の政治や経済、社会、教育、文化を多く扱っているが、エンターテインメントや人物関連の話題は少ない。最近は文匯報は中国を巡る中華人民共和国指導部の訪問に関するニュースを集めに記者を派遣し始めている。

宇宙と軍事関連編集

文匯報は定期的に中華人民共和国の宇宙開発や軍備増強に関する一次情報を漏らすことで知られている。典型的な例は、神舟7号の打ち上げ日であり[1]、情報は新聞の創刊60周年記念やスペースシャトル計画英語版[2]、空輸計画として明らかにされた。

この点では文匯報は香港の大公報北京青年報のような同じ読者層を対象にするニュースグループとともに独占的なハイテクニュースを配信する特権を有している。

市場編集

文匯報はマカオや大陸中国で配布することが認められている。旅行者は広い大陸の都市のホテルで容易に文匯報を入手できる。文匯報は香港より大陸で流通している。

大陸では最も大衆的な香港の新聞の一つとして文匯報は大陸の異なる都市の企業の広告を多く出している。オンライン版でさえ大陸の広告が多くあり、新聞の広告収入は、主に大陸中国の市場に支えられている。

編集方針編集

文匯報は中国共産党や中華人民共和国政府を支援する新聞とされている。結果として報道は主に中国にとって「明るく」前向きなものとなっている。

文匯報は衝撃的な報道や流血の写真が殆どなく「洗練された」新聞ともみなされている。政治や中国に以外の問題に関する報道は、信頼できる。

Ming K. Chanの著書香港の中国との再統合の挑戦によると、文匯報は中華人民共和国政府の「代弁者」である。

香港における低い信頼度と狼狽にも拘らず、この代弁者は中華人民共和国企業からの広告収入で資産状況は良い・・・文匯報は多くの基金を受けている・・・二つの新聞は、批判する目的で筆名で多くの新華社関連の批評を乗せ、中国の批判を暗示している[3]

信頼度編集

文匯報の信頼度は、「香港における報道の自由と政治的変化:1996年版香港ジャーナリズム調査の概要」と題する香港中文大学ジャーナリズム・通信学科が行った調査に見ることができる。文匯報は香港のメディアの中では平均点の4.68で、最高点は10点である。29機関中24位であった。

香港における報道の自由と政治的変化:1996年版香港ジャーナリズム調査の概要のウェッブサイトはこちら。

香港電台は1997年、2001年、2006年、2009年の4回香港中文大学による公開調査が行われたと報じ、文匯報は4回とも信頼度に関しては最下位近くに位置したとしている[4]

天安門事件に関する編集編集

1989年5月21日、六四天安門事件に関する香港における憂慮が最高点に達し、文匯報は学生や政治活動家による民主化要求デモの最中の中国人民解放軍による戒厳令発令に反対する基本方針を採用した。編集コラムは「深い悲しみと強い憎しみ」を表す漢字四文字で埋められた。この決定は1951年から社長を務めるリー・ツェチュン英語版と編集長カム・ユーユにより行われた。カムはアメリカ合衆国に亡命する一方でリーはその後まもなくして解任された[5]

世界の文匯報編集

北京や上海、雲南省などの大陸の33支局が大陸でのニュース収集や各地の役所や広告主との関係創出に役立っている。東京やロンドン、ニューヨークのような世界の大都市にも記者がいる。

文匯報は海外版が5つある。最も新しいのが、2003年10月8日にマニラで創刊されたフィリピン版である。他に海外版は、アメリカ合衆国サンフランシスコやインドネシアジャカルタ、カナダトロント、タイバンコクで発行されている。欧州版や機内版もある。

DVDに保管された文匯報編集

文匯報は1939年-1998年までの新聞の記事や表、写真などの目次全てを集めたDVD13巻を発行している。利用者はキーワードで必要な情報を検索できる。

上海の文匯報編集

上海の文匯報は、別の新聞で、香港の文匯報とは独立した新聞である。1997年、上海の文匯報は、文滙新民聯合報業集団英語版を形成する新民晩報英語版と合併した。

関連項目編集

参照編集

  1. ^ 神舟七号提前至月底升空”. Wen Wei Po (2008年9月2日). 2008年9月2日閲覧。
  2. ^ 国产空天飞机三年内试飞”. Wen Wei Po (2007年12月10日). 2008年9月4日閲覧。
  3. ^ Media Credibility of Wen Wei Po
  4. ^ [1]
  5. ^ The editor who stood up to Beijing, SCMP, Peter So, 13 May 2012

外部リンク編集