文書形式学

古文書の形式に関する学問

文書形式学(ぶんしょけいしきがく、英語:diplomatics)とは、法的効力を有する文書の伝来や形式を研究対象とする学問領域[1]。なお、欧米には日本語でいう「古文書学」に正確に対応する学問概念がなく、欧米では「文書形式学」や「古書体学」として細分化して認識されている[2]

研究対象

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文書形式学の研究対象となる文書は、印章などがある法的効力の存在が示された文書に限られる[1]。国際組織として国際文書形式学委員会(Commission Internationale de Dip lomatique)がある[1]

脚注

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  1. ^ a b c 森脇優紀「図書館員のための西洋古文書ことはじめ -東京大学経済学図書館所蔵の古文書を実例に-」『大学図書館研究』第106巻、国公私立大学図書館協力委員会、2017年、12-22頁、doi:10.20722/jcul.1492ISSN 0386-0507NAID 1300060887902020年8月4日閲覧 
  2. ^ 西川 正雄編『角川世界史辞典』角川書店、2001年、348頁。