日本七霊山(にほんななれいざん)は、日本古来の山岳信仰や信仰登山の盛んな7つの山。単に「七霊山」、あるいは「七霊峰」ともいう。

一般的に、日本三霊山とされる、

の3つの山に、

の4つの山を加えたものである。

異説には、白山を除外して御嶽山長野県岐阜県)を加えるという説や、釈迦ヶ岳を除外して月山山形県)を加えるという説もある。

ただし、「日本七霊山」という表現は主に石鎚山を指すときに使われる表現であり、他の3つの山についてはあまり使われない。

日本七霊山の一覧表

編集
山容 名称 標高
(m)
三角点等級
基準点名
県名等 備考
  富士山 3,776 (二等)「富士山」
3775.63m
日本の最高峰
静岡県山梨県最高峰
日本三霊山
  立山 3,015 (一等)「雄山」
2,991.59m
富山県の最高峰
  白山 2,702.17  一等
「白山」
両白山地の最高峰
石川県の最高峰
  大峰山 1,719.34  一等
「大峰山上」
山上ヶ岳・紀伊山地
奈良県
  釈迦ヶ岳 1,799.5 (一等)
「釈迦ケ岳」
紀伊山地
奈良県
  大山 1,729 (三等)「大山」
1,709.43m
鳥取県最高峰
  石鎚山 1,982 (三等)「石鎚山」
1,920.63m
近畿以西最高峰

関連項目

編集