朝倉 伊八(あさくら いはち、生没年不詳)は江戸時代浮世絵版画の彫師。4代まで続いた。

略歴 編集

初代朝倉伊八の作品として、文化8年(1811年)版の葛飾北斎画の読本『勢田橋龍女本地』(柳亭種彦作) 、文化11年(1814年)から天保4年(1833年)の刊行の柳川重信渓斎英泉画の『南総里見八犬伝』1・6・8輯(曲亭馬琴作)などがある。

天保後期の歌川国芳の大判錦絵「禽獣図会 龍虎」、文久3年(1863年)刊行の3代目歌川豊国の大判100枚揃の錦絵『古今俳優似顔大全』は初代あるいは2代朝倉伊八の手になるものである。

参考文献 編集