本願寺新潟別院

新潟県長岡市与板町にある浄土真宗本願寺派の直属寺院

本願寺新潟別院(ほんがんじにいがたべついん)新潟県長岡市与板町にある浄土真宗本願寺派(西本願寺)の直属寺院(別院)である。

本願寺新潟別院
本願寺新潟別院
所在地

〒940-2402

新潟県長岡市与板町与板乙4356
宗旨 浄土真宗
宗派 浄土真宗本願寺派
寺格 直属寺院(別院)
本尊 阿弥陀如来
創建年 1870年(与板別院)
中興年 1997年(統合・改称)
正式名 本願寺新潟別院
公式サイト 本願寺新潟別院・新潟教区教務所
法人番号 9110005011907 ウィキデータを編集
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概要 編集

長岡市の郊外・与板にある別院。かつては本願寺与板別院と称していたが、三条市にあった本願寺三条別院と統合し、本願寺新潟別院と改称した。また、浄土真宗本願寺派新潟教区(新潟県東部、佐渡)を管轄する事務所として新潟教区教務所が設置されている。

境内 編集

  • 本堂
  • 山門

歴史 編集

公式ホームページ[1][2]による。

与板別院 編集

  • 1830年 - 与板第8代藩主井伊右京亮直経、与板に御坊設立の願いを本山本願寺に提出。 
  • 1832年 - 仮本堂建立。
  • 1833年 - 本願寺派第20代広如から建立が許可され、与板に堂宇(現在の与板組明元寺の地)を建てて本尊を迎える。
  • 1848年 - 藩主井伊家の寄進により、現在地に別院着工。
  • 1870年 - 本堂完成。
  • 1871年 - 旧与板城(陣屋)大手門を移築し、山門とする。
  • 1876年 - 本願寺派第21代宗主明如の親修で宗祖親鸞聖人600回大遠忌法要を厳修。これ以後与板別院と名付けられる。

旧三条別院 編集

  • 1828年 - 三条大震災犠牲者追悼のために藩主内藤紀伊守より3000坪の寺領寄付を受ける。
  • 1832年 - 別院建立
  • 1880年 - 火災で焼失
  • 1920年 - 火災で焼失
  • 1928年 - 本堂再建

統合、新潟別院へ 編集

本願寺派第24代宗主即如の「一教区一崇敬一別院」の願いのもと、旧与板別院(崇敬寺院数82ヶ寺)と旧三条別院(崇敬寺院数61ヶ寺)が合併し、本願寺新潟別院と三条出張所の体制となった。

  • 1997年 - 3月10日、与板・三条両別院の合併が承認される。6月9日に登記完了。
  • 2001年 - 本堂解体。
  • 2002年 - 本堂新築。(与板別院本堂創建から2代目にあたる)

法要・行事 編集

  • 6月25日-27日 - 御取越報恩講
    • 報恩講期間中 - 子ども報恩講
  • 10月23日-24日 - 謝恩講
  • 毎年開催 - どんとこいフェスタ

関連項目 編集

脚注 編集

  1. ^ 旧与板別院歴史年表”. 本願寺新潟別院・新潟教区教務所. 2021年5月1日閲覧。
  2. ^ 本願寺新潟別院(長岡市与板町)”. www.niitabi.com. 2021年5月1日閲覧。

外部リンク 編集