札幌管区気象台

日本の北海道札幌市にある管区気象台

札幌管区気象台(さっぽろかんくきしょうだい)は、北海道札幌市中央区北2条西18丁目にある管区気象台。北海道全域の気象情報の発表や地震・火山などの観測を行っている。

札幌管区気象台
種別 管区気象台
地方予報中枢官署
管轄区域 北海道
所在地 北海道札幌市中央区北2条西18丁目
座標 北緯43度3分37.7秒 東経141度19分43.9秒 / 北緯43.060472度 東経141.328861度 / 43.060472; 141.328861座標: 北緯43度3分37.7秒 東経141度19分43.9秒 / 北緯43.060472度 東経141.328861度 / 43.060472; 141.328861
リンク 公式サイト

道内の気象情報を発表するのに必要な地域区分については、従来支庁単位であったが、北海道が行政改革で支庁を廃止したことに伴い、2010年度からは、他の都府県と同様に「地方」単位へ再編した。

管内の地方気象台・海洋気象台 編集

地方気象台
航空測候所
  • 新千歳航空測候所
  • 航空気象観測所
    • 利尻・礼文(休止中)・稚内・紋別・女満別・旭川・中標津・釧路・帯広・函館・奥尻
  • 丘珠空港気象連絡室

沿革 編集

  • 1876年(明治9年)9月1日 - 石狩国札幌区東創成通り(現在の中央区南2条東1丁目)において札幌農学校教師ウィリアム・ホイラーにより気象観測を開始
  • 1878年(明治11年)6月30日 - 石狩国札幌区東創成通り開拓使民事局地理課内(現在の中央区北3条東1丁目)に移転
  • 1878年(明治11年)9月30日 - 石狩国札幌区山越通り(現在の中央区北4条西2丁目)に移転
  • 1883年(明治16年)1月 - 地震計による地震観測開始
  • 1890年(明治23年)8月1日 - 石狩国札幌区内北7条元農園内(現在の中央区北8条西9丁目1番地)に移転
  • 1892年(明治25年)8月1日 - 天気予報の発表開始
  • 1921年(大正10年)11月28日 - 気球による上層気流観測を開始
  • 1937年(昭和12年)10月28日 - 国営移管により、中央気象台札幌支台へ改称
  • 1939年(昭和14年)7月1日 - 現在の中央区北2条西18丁目2番地に移転し、観測開始
  • 1939年(昭和14年)8月11日 - 北海道で初めて天気図が新聞に掲載
  • 1939年(昭和14年)11月1日 - 中央気象台札幌支台を札幌管区気象台へ改称
  • 1940年(昭和15年)2月10日 - ラジオゾンデによる高層気象観測を開始
  • 1955年(昭和30年)7月25日 - 札幌で天気予報サービス電話(177)開始
  • 1957年(昭和32年)1月 - 航空機による海氷観測業務開始
  • 1957年(昭和32年)2月1日 - 北海道でテレビによる天気予報開始
  • 1963年(昭和38年)6月17日 - 気象レーダーによる観測開始
  • 1974年(昭和49年)11月 - アメダスによる観測開始

組織 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集