李皇后(りこうごう、? - 469年)は、北魏の献文帝の夫人。孝文帝の母。皇后として追尊された。本貫は中山郡安喜県。
南郡王李恵の娘として生まれた。淑やかで美しかったという。18歳のとき、選抜されて東宮に入って、側室となった。献文帝が即位すると、夫人となり、拓跋宏(孝文帝)を生んだ。469年(皇興3年)、旧制(子貴母死)に従って賜死された。金陵に葬られた。476年(承明元年)7月、思皇后の諡号を贈られた。